「川崎市新総合計画 基本構想素案」

幸区役所のご協力で頂いた資料、「川崎市新総合計画 基本構想素案」の中から、
興味深い項目をいくつかピックアップしてご紹介します。社会科の教科書みたいかな。



1.幸区人口は2010年を境に減少していく!
日本全体の少子高齢化の動きが、明確になってくるという感じですね。川崎市では、高齢者1人に対して、1990年では、9.4人の社会人がいたのに対して、2015年には社会人の数が3.0人となるそうです。


2.川崎市は商売上手になってきた
1994年から2002年にかけての、政令指定都市における商業の年間販売額が掲載されています。
それによると、例えば横浜市の売り上げは-18.9%、東京都区部では-13.2%、名古屋市にいたっては-26.8%という数字ですが、掲載されている13の政令指定都市のうち、なんと川崎市だけが+1.6%で、売り上げを上げているのです。数字がプラスになっているのは川崎市だけ。これは素直にすごいですね。
ちなみに、2002年の数字を区別で見ると、もっとも販売額が大きいのが川崎区、ついで幸区、宮前区、中原区、高津区、多摩区、最後に麻生区となっています。


3.救急車は忙しくなる一方
川崎市の「救急搬送状況の推移」グラフによると、救急車で運ばれた人の数は、1994年で約32,000人に対し、2003年では50,000人以上で、約20,000人も増加しています。人口がその間で約10,000人増えていますから、相対的に増加率は減りますが、それでも、救急車を呼ぶ人は大幅に増えたことになります。
特に注目なのが、「軽症」で救急車を呼ぶ人が、先ほどの20,000人という数字のうちの半分の10,000人を超えているのです。つまり、市民は、かなり気軽に救急車を呼ぶようになった、ということがいえるでしょう。



4.バスに乗る人が減った
市営バス、民間バスを合わせて、1991年から2002年でのバス乗車人員(一日平均)は、バスの運行実態にはほとんど変化がないにもかかわらず、8万人近くも減っています。人口は増えているのにバスに乗る人が減っているということですから、単純に考えれば、自家用車を利用して通勤や買い物をする人が激増しているということでしょうね。

5.放置自転車ワースト5
2003年度、川崎市内58駅周辺の調査結果です。(数字は調査日のもの)

1位 溝口駅周辺 2,886台
2位 川崎駅周辺 2,746台
3位 武蔵新城駅周辺 2,056台
4位 元住吉駅周辺 2,003台
5位 武蔵小杉駅周辺 1,304台

ちなみに市内に駐輪場は145ヶ所だそうです。
ついでですが、日本人は世界的に見て自転車に乗るのが上手なんだそうです。

6.川崎市の出生率は、常に全国平均値よりも少ない
冊子には1993年から2003年の、川崎市と全国の出生率のグラフが掲載されていますが、川崎市の出生率は常にに全国の出生率を、約0.1人下回っています。おそらく、都市部は基本的に出生率が低くなるのでしょう。

7.「川崎市といえば?」
このサイトでも同じテーマのアンケートを設置していますね。川崎市全体で聞いているので、ぶっちゃけ、この冊子の方が正確なデータでしょうね。

1位  川崎大師
2位  京浜工業地帯
3位  よみうりランド
4位  ギャンブル
5位  多摩川
6位  地下街アゼリア
7位  公害裁判
8位  ラチッタデッラ・クラブチッタ
9位  ばら苑
10位 東京のベッドタウン

…「ギャンブル」「公害裁判」というイメージがあるのは知りませんでした。一方、広い川崎市の中でアゼリアが6位にランクインしているのには感心しました。フロンターレ11位、東芝科学館18位、夢見ヶ崎動物公園19位、ミューザ川崎31位、二ヶ領用水34位でした。